難問を解くのはなぜか

中学の入試問題を見て驚くことがあります。特に算数は、かなり問題数が多く、よく小学生がこれだけできるなと感心してしまいます。

中学受験の中でも、特に最難関校と言われる中学校では難問が多く出題されます。大学生でも頭をひねるような問題が出てきますから、世間的に、中学受験は難しいと考えられています。

ところで小学生の頃から、これほどの難問を解く必要性はあるのでしょうか?これは、多くの人が感じている疑問かもしれません。実際意味がないと考えている大人も多いはずです。

だとすると、なぜこの問題を解くのか、そこに意味をきちんと見出しておくことも、これからも勉強のモチベーションのためにも大切なことです。中学受験で難問を出す時、学校側としては、大学生のような天才を入学させようとしているわけでありません。一番の狙いは、難問を出すことで、子ども達がいろいろと考え、頭を使うことです。子供にとって、「考える」能力は非常に重要であり、もし分からなければ、図にしたり、文字を書いたりと作業を行います。

それによって、最後まで答えを導き出そうという粘り強さ、集中力、思考力を培っていくのです。中学受験の難問をそういう目線で捉えると、少し楽しく感じてくるかもしれません。